韓国縦断の旅 第2部

8月20日

練習見学。

場所は全南ドラゴンズの練習場。
天然芝2面のグラウンド。

柿谷と前日の試合で負傷した八反田は別メニュー。

隣で練習してた全南ドラゴンズの選手が練習を終えて引き上げてくる。

ちなみにここにクラブハウスは無く、全員バスに乗って帰っていった。

ボールを積み上げてボウリングをする某スタッフA氏。

練習後某女史たちがゲーフラにサインを貰っていた。

宏太、金井、仁、甲斐はスラスラとサインを書くが、学だけ『学』を丸で囲んだだけ。

本人ちょっと苦笑い。

それにしても4人ともいつの間にかサインできてたのね。

仁に差し入れ。

喜んでいただけたようで何より。

8月21日

今日も練習見学。

またしても一人ぼっちになってしまったので、歩いて行ってみたら1時間もかかった。

練習後、甲斐がフジのインタビューを受けてる!

練習中もスタメン組みだったし、明日は甲斐あるね!

鉄鋼の街、光陽の夕方。

帰りも歩く。
これで7,000ウォン浮いた。
約2食分の食費、これはデカイ。

8月22日

ナイジェリア戦。

入場の時に幕を厳しくチェックされるようになっていた。

韓国は好き放題できるイメージがあったのに、中国並みにウザくなってる。

今日から合流する、長男と次男がスタジアムに到着!
第1試合のハイチ対フランスを観戦。

太鼓を持ち出してハイチを応援する韓国人。

韓国人の考えることはやはり理解できない。

とっとと幕を貼る。

今日はゴール裏。

『YOKOHAMA』の文字はさりげなく隠す。

なんと、甲斐どころか学もスタメン!

公式戦で5人がピッチに揃うのはなんだかんだで初めて。
それがワールドカップの舞台で実現するとは!!

サポのテンション上がりまくり!!!

が、現実は厳しかった。

仁や学の惜しいシュートもあったが、完敗。

フランス戦で見たナイジェリアとはまったく別のチームだった。

試合後は急いで撤収して、東光陽バスターミナルへ。

22:30発の夜行バスでソウルへ移動。

ちょっとわけがあって、急いでソウルに行かなければならなかったんですよ。

韓国のバスはとばすって聞いてたけど、かなりのものだった。

予定より1時間も早く東ソウルバスターミナルに到着。

時刻は3:00。

とりあえずソウル駅へ移動。

マックで始発を待ちつつ、今後の対策を検討。

まず宿をとって荷物を置いてから某所に移動ということになった。

8月23日

ソウルでの拠点は新村のラッキーモーテルに決定。

平日価格3万ウォン。
こんな朝っぱらでもチェックインできるし、やはりモーテルは便利。

部屋にはパソコンも。
ネットカフェ行かないで済むから超便利。

モーテルを出発し向かったのは、再びソウル駅。

ここから電車で金村を目指す。

電車に揺られること1時間、金村駅到着。

2年前と違って、駅前に大型ビジョンが出来ていた。

ん?2年前…。

ということでやってきた韓国のJヴィレッジこと、波州ナショナルフットボールセンター。

2年前のアジア1次予選以来。
あのとき今回の代表はU-15だったなぁ。

目的はエリプロU-14の合宿&試合。

マリノスからは追浜の清水が選ばれているのだ。

しかも時間が分からなかったから、とりあえず午前中から行ってみればいいんじゃない?
ということだったので、ソウルに急いで来たわけです。

着いた時にはちょうど練習中、グッドタイミング。

さて、清水はどこかな…。

って、探してたら、一人だけ別メニュー…。

話を聞くと、太腿に違和感があるということで…。

清水一人を見るために光陽から急いで波州まで来たのに・・・。

試合は16:00からだが、もちろん清水は出ないということなので帰ることに。

帰りがけ、別のピッチから日本語のコーチングが聞こえる。

どこのチームだ?と観察していると、なんとトップチームが8−1で負けたチームのユースじゃないですか。

Jユースで対戦があるから偵察がてら観戦。
1本しか見てないけど負けてました。
よくよく考えたら、偵察するほどの相手じゃないや。

今日は一人ぼっちじゃないから、夜はデジカルビ!