写真で綴るアジアユース第2部

11月1日

タジキスタン戦大勝記念に、バンガロールにある日本料理屋へ。その名は『天竺牡丹』

日本食はかなりの贅沢。

その後、別グループの試合を観戦に。

第1試合、サウジvsマレーシア。

試合中、スコールのような激しい雨。

雨があがった後には虹が。

第2試合、ベトナムvsイラク。

ちょうどこの日から、イギリス統治時代の英語名の『バンガロール』から、現地名の『ベンガルール』に正式改名する記念日。

夜には花火が上がりっぱなし。

11月2日

この日から強力な助っ人が登場。
なんとなく誘ったら、本当にインドに来てしまったつわものTさん。
ちなみにビザを出発前日にとったらしい。

現地でどうしても入手できなかったスプレーを持ってきてくれたので、さっそく幕を作成。
『GO TO CANADA 2007』

そして今回マリノスから唯一選ばれているマイクのために、急遽作ってきたという衝撃の幕。

これだけでも相当なお金がかかっているはず。

他の幕と比較すれば『超バモスマイク』の大きさがわかる。

怪我で今回これなかった秋元のためにも。

スタジアムに通っているうちに親しくなった現地の学生ボランティア。

試合は残念ながら1−2で敗戦。

試合後にはちょっとした事件が。

イランが日本に勝った時点で、同時刻キックオフの北朝鮮とタジキスタンはロスタイムで0−0。
このままだと、日本とイランが2勝1敗、北朝鮮が1勝1敗1分、タジキスタンが2敗1分となる。
その情報がベンチからイラン選手に伝わり、選手は大喜び。第2戦で北朝鮮に0−5でまさかの大敗を喫した時には、予選突破はもうだめだと思っていただろうから、すごい喜びよう。バックの金網をよじ登りイランサポーターと共に喜びを分かち合う。

しかし次の瞬間次々とピッチに倒れこむ、なんとロスタイムに北朝鮮が決勝点を入れて勝ったのだ。
それによって日本、北朝鮮、イランが2勝1敗で並ぶも、得失点差によりイランは予選敗退。

歓喜から一転、崩れ落ちるイランの選手たち、中には失神してしまう選手もいた。まさに天国から地獄。

この結果日本は1位で予選突破!

11月3日

この日はバンガロールのもうひとつのスタジアムに、別グループの試合観戦。

バンガロールフットボールスタジアム。

ゴール裏。

バック。

こっちのゴール裏はない。工事中?

サウジvsベトナム。

ベトナムが勝てば準々決勝で日本と当たる可能性があるので、ベトナムを応援。

しかし順当にサウジが勝利。

そして、次の日本の対戦相手はサウジに決定!

11月4日

バンガロールフットボールスタジアムで練習見学。

今までは軍の施設で練習していたため、関係者以外は完全シャットアウトという状態だったので、ようやく練習を見ることが出来た。

練習後、日の丸にサインをしてもらう。
こんな感じになりました。

予選突破記念に、バンガロールのもうひとつの日本料理屋『播磨』へ。こっちのほうが高級。

この日は選手たちも来て鍋を食べたそうだ。

11月6日

いよいよ運命の準々決勝、勝てばU-20ワールドカップ出場が決定する大一番。

開門が試合開始の30分前とか言われて、そんなんじゃ準備できねぇよ、とゴネまくっていたら入れてくれた

多くのダンマクたち。

まるでホームだね。

例によって試合の写真はナシ。

先制するもPKで追いつかれるが終了間際に青木孝太のゴールで劇的勝利!

途中から証明が一部停電して薄暗いスタジアムは、まるで秋津のようだった。

試合後は選手と喜びを分かち合う。
ちなみにその場面は翌日の日本の某スポーツ誌の裏一面で、中の人がしっかりと写っていたそうです。

これで最低限のノルマはクリア。いろいろ大変だったけど、ここまで来て本当に良かった。

試合後記者に囲まれて取材を受ける青木孝太。

続いてサポーターからのインタビュー。

おふざけなしの真面目なやり取りだったのが逆に面白かった。

っていうか孝太も真面目に答えるなよw

 

つづく